Googleサジェストの不思議 (2005/4/28)
検索エンジンのGoogleに、先日「サジェスト」という機能が付きました(まだベータ版ですが) 。
これは、過去に検索された回数などを元に、入力中のキーワードを補完するもので、例えば「ネットパー」まで入力すると、候補として「ネットパーク21」「ネットパーセプションズ」「ネットパーフェクト」などが表示されます。
キー入力を監視し、都度補完情報をサーバから取得するため若干動作は遅くなるものの
、より自分が調べたい言葉や物事に早くたどり着けるために重宝しています。また、一方で倫理面のチェックも行っていて、卑猥語や暴力的な言葉を入力しても候補が出てこないようになっています。
このような仕掛けは技術的に面白く、どうやっているのか知りたいのですが、いろいろ試してみるうちにおかしな現象に出くわしました。それが本コラムのタイトル「お寿司屋さんで教授におねだり」です。
Googleサジェストで「お寿司」と入力するとトップにこの言葉が出てくるのですが、検索結果は1件もありません。2位の「お寿司」は 28万件以上もあるにもかかわらず、です。
ちなみに同じく結果 0件の 4位は「お寿司屋さんで教授におねだり 賞味期限の切れそうな食べ物を見て」なのです。
誰かがプログラムで集中的に検索したのでなければ、このような結果は出てこないと思うのですが、実のところどうなのでしょうか。また、これまで 1件も出てこなかった結果が、このコラムによってどう変化するのでしょうか。
今後が楽しみです。
このページがヒットするようになりました (2005/5/1)
ページが反映されるのは早かったですね。ちなみにサジェストに出てくる結果件数はまだ更新されていません。